僕の備忘録とか

記録とか適当に思想ばらまいたり

編入試験合格体験記_神戸大学理学部物理学科 3年次編入.

記憶の整理を...

 

はじめに

この記事は,「神戸大学 理学部物理学科」の,3年次編入試験の合格体験記です.前に書いたB2 前期のまとめの記事

B2の前期の総括(雑記) - 僕の備忘録とか

はポエムチックな文体でしたが,今回のは素直に読みやすい作りになっていると思います.もし大学生活の詳細が知りたければそちらもご覧になっていただければと思います.前半は完全に私の話ですが,最後らへんには編入を考えている方にも役立つ話を載せておきました.色々なバックグラウンドを持つアナタサマのよろしいように...

 

 

自己紹介と試験を受けた経緯

 現在の所属などの紹介と,物理学への興味を持った経緯,そして実際に編入しようとした要因について書いていきます.

 まず,編入とその試験について説明を入れておきます.「編入」は,主に高専生や学部2年以上の人が,他の大学の(主に)3年生に合流することを言います*1.有名どころで言えば,北海道大学神戸大学筑波大学九州大学広島大学岡山大学は「学部2年からの3年次編入」を受け入れており,もう少しレベルの高い大学は高専生のみの受け入れだったりします*2.ここら辺の情報は,もし編入を考えているのであれば実際に調べて最新のものを手に入れておいてください.試験は,主に「筆記試験」で一次選抜,「面接」で二次選抜という形が多いです.面接だけのところもあります.面接が「口頭試問」となっているところもあります.

...さて,自己紹介を.私は,現在,北海道大学 工学部環境社会工学科 建築都市コースに所属しており,学部2年生です.大学受験については,京都大学の工学部 地球工を2024年度入試の前期に出願し不合格,北海道大学の工学部 環境社会工学科を後期に出願し合格し,浪人せず今に至ります.受験時にその学部学科に選んだ理由は,端的に言えば「災害研究をして,災害時に人々を助けられ,働ける大人になりたいから」でした.研究するというビジョンも想像できず,大学に入ってから何を学ぶのかもよく考えておりませんでした.まして,土木の勉強を好きになれるのか,自信は全く持てていませんでした.

北海道大学は,学部1年生は皆,総合教育部という括りに含まれ,教養科目を履修することになっております.私は,なんとなく高校時代に触れられなかったからという理由で歴史や政治などの一般教養科目を取りつつ,外国語,理系基礎科目の微積線形 物化地を取りました.この時もあまり研究のビジョンは浮かんでおりませんでしたが,夏休みに力学の教科書を図書館で自習した記憶は残っています.もしかしたら,物理への本能的な興味はこの時にあったのかもしれません(なお成績はB-で,相対評価で下の上*3).後期も同じような感じでしたが,この時から,空き時間に図書館に行って物理学の教科書を眺める時間が多くなった気がします.「なんか,制覇したい」という気持ちがふわっとありました.なんとなく,物理学のよくわからないけど面白そうで分厚い本を読み切り,世界を知りたい...というように.これは物理学だけでなく化学でも,有機化学の分厚い本にも多少なりとも憧れを抱いていましたが,実際に読み進めて面白いなと思ったのは明らかに物理学でした.数式を用いて論理的に,世界を納得できる形で記述するというスタンスが私にハマったのかもしれません.さらにこの時,教養科目で「人工生命」の授業がありました.生命が創られた過程を同じように辿ればコンピュータでも生命はできるはず.そして,今までは見られない新たな生命の形が見られるかもしれない,という講師のお話にはかなり興味を惹かれました.そして,生物と非生物といった哲学的疑問,コンピュータ上での生命の創造*4にロマンを感じました.「物理学のように,数式を用いてある程度納得できる形で記述ができれば,意識や心といった非常に複雑な問題も自分が納得できる形で理解できる」という微かな気持ち*5が湧き上がりました.この気持ちはB1後期でなんとなくありつつ,「物理学科に入りたい」と思うようになったのは年明けた2月くらいでしょうか.なんとなく転学部*6について調べてみたりしました.編入についてはいつ知ったのか全く覚えていません.ただ,2025年の4月ごろには選択肢に入っていました.北大の理学部が転学部の受け入れをしていないことから,編入の選択肢は一気に現実的になりました.

上記の物理学への興味ともう一つ,編入を決意した理由は,工学部の土木系があまりに私と合わないなと思ったからです.環境社会工学科生として入学したのち,建築都市コースというところへ配属されました.これは自分の意思であり,他のコースと比べて唯一「都市」という興味のある言葉があったからでした.しかし,これは私の調査不足のせいでもありますが,建築系は非常に忙しく,さらに多くの用具が必要で,製図もしなければならず...とにかく,モチベが中途半端で他の分野に浮気をするような人は向いていないなと思いました.オリエンテーションでも「一級建築士向けの厳しいカリキュラムとなっている」とコース長が仰っており,空気が違うな,と思いました.たかが学部の3年とはいえ,乗り気じゃないのは周りにも迷惑だと思いましたので,編入しようと決意した,ということです.なお,これらのことは建築の教員や,理学部物理学科の教員と面談して相談したりしました.物理の先生が仰っていた「後悔しない選択をするべき」「物理は扱う範囲が幅広く,興味に応じてなんでもできる」という助言に背中を押され,「編入するという選択で大丈夫なのか」と悩む私は一気に背中を押されました.

 このように,物理への興味は図書館通い詰めと偶然履修した講義によるものであり,そこまで頑丈な動機があるわけではありません(親が病気になったから医者になった,みたいなストーリーはとくに持ってないです).今の学科が合わないから,という消極的な理由もあります.しかし,編入の動機はそんなもんでも十分だと思います.*7周りの数物オバケやB1から院試のことを考える意識高い方々に怯えて「私なんて...」と卑下しても仕方ないと思います.しかし,場合によってはハイリスクであったり,お金もかかる話なので自分で納得できる形で意思を固めることは非常に大切だと思います.

能力の初期値と学習計画

 まず,B1の段階で,”教養科目としての”物理学を学びました.北大の先生が書いた北大の教養科目の物理学のための教科書で学びました.これがなんとまあ非常に読みにくい...内容としましては,前期は力学と波動・流体力学をちょびっと.運動方程式の扱いや保存則の導出,座標変換,剛体の運動が力学の範囲でした.波動は波の式の導出,流体力学はベルヌーイ方程式をやりました.しかし,ポテンシャルの話や微分方程式,ベクトルの微積分といったことまでは進まず,高校物理にちょっと微積分を絡めた程度でした*8.教員の説明がわかりにくかったのもあって,前期の時点ではあまり物理の授業にいい思い出はありませんでした.後期は熱力学をさらっとやりつつ(第一法則と第二法則,carnot cycle程度)電磁気学を学びました.しかし,やはりベクトル解析は全くといっていいほど触れず,計算の説明は「積分」なる言葉に終始しました.どうしても教科書は数学的内容を省略しているところがありますが,それが裏目に出たのかあまり理解できていませんでした.

このように,教養科目としての物理学のためなのも相まって,B1段階ではちゃんと数学的にしっかりした状態で物理を理解したとは到底言えない状態でした.なお,B1の年末年始(2024~2025)に,先生が勧めていた「フェルミ 熱力学」を興味本位で途中まで読み,熱力学についてはちょっとだけレベルを高めて自習した,ということは追記しておきましょう.ちなみに,編入試験でTOEICが用いられますが,B1前期で受けた似たような英語試験では結構良いスコアを取れていました*9

ここからはB2の時期の話になります.4,5月時点での話が中心です.まず,4月あたりに,たまたまSNSで北大の理学部物理学科に3年次編入で,しかも高専ではなく学部2年生から合格した方と繋がることができ,合格体験記を共有してもらったので読み漁りました.そして,北大の先生が監修する「演習しよう」シリーズで演習を積んだこと,とにかく色んな先生や信頼できる人に相談したこと,毎朝の勉強のルーティンを作って習慣的に自習したこと,などが彼の戦略にあったことを学びました.また,一度対面して,「双極子モーメントと剛体が出やすいよ」なるアドバイスを聞きました.実際,過去問をチラリと除いたところ,力学は大半が剛体の問題であり,さっさと剛体の演習まで進まなければならないなと思いました.しかし,4,5月時点では力学の知識も乏しく,演習が間に合うか不安でした.

 このあたりで,大雑把な学習計画を立てることにしました.まず,私が試験を受けるであろう大学で最も早く試験のあり,そして一番の狙い目だと考えている神戸大学の,試験の日程は7月の第1土,日 曜日であることから,この時期に学習が間に合うように意識しました.神戸大の編入試験に出るのは「学部2年までで理学部物理学科生が学ぶ物理学の範囲」のほとんどで,具体的には力学(解析力学は除く)と電磁気学(電磁波は稀)を中心に,熱力学,波動が年によって出題されるようだとわかりました.範囲はあまりに広く,有名な教科書でしっかりやると明らかに試験に間に合いません.よって,「教科書は参考程度で,演習書のまとめページを理解する」「問題を解いて強くなる」という方針で自習をすることにしました.なお,電磁気学は,ほぼ初見で演習はあまりに厳しいと思ったので,砂川先生の電磁気学の本を進めて自習しつつ,同じく演習問題を解きまくりました.波動は最後に詰めることにし,熱力学は前述したB1冬の自習の成果を信じて同じく後で演習をすることにしました.

 また,大学の時間割についても言及をしておきます.前述の通り,私の所属は建築系で,週にいくつか設計系の演習授業がありました.しかし,製図用具が必要だったり,あまりにハードな日程になると考えたので,建築コースの必修授業の一部を履修しないという選択をとりました.しかし,そのノリで完全に何も授業を取らないと,編入試験の出願者要件である「学部2年で,かつ"62単位以上"習得している(見込みも含む)」を通らなくなるので,座学の授業は少しとりました.また,北大の理学部物理学科の,「電磁気学」「物理数学演習」「電磁気学演習」を履修しました.演習授業は,担当の学生があらかじめ解いた問題を発表するという形式の授業です.何らかの締め切りに追われた方がやる気になると思ったのでその二つを履修することに決めました(力学は建築コースの必修と被っていたため履修せず).

試験勉強Days

 まず,受験期の教訓から,夜に勉強すると高確率で集中できないとわかったので,とにかく早起きして朝に自習することを心がけました.なんと,SNS繋がりで朝勉強に同調してくれる素晴らしい方がいたので,平日は毎朝07:30~空き教室で自習をしました.学習内容は,上記の通り演習書を中心に,とにかく問題を解きまくりました.また,しばしば北大に編入した例の先輩と一緒に勉強する機会があり,彼には演習書で分からないところをかなりしつこく聞いた気がします.彼は一度演習しようシリーズをほぼ制覇していたので,問題で分からないところがあってもすんなり答えてくれました.そのほか,演習授業で扱う問題は毎回ちゃんと手をつけておきました.力学で,剛体まで初学(演習の一周目)が終わったのは6月ほどだった気がします.電磁気学は,結局電磁波は手をつけず,マクスウェル方程式から波動方程式が導出される程度のところまでやり,6月中旬あたりに終わりました.

 もちろん,勉強づくしの日々というわけではありません.週1回でしたが金曜日の午後に塾講師のアルバイトを入れたり,週1ペースで6月まではサークル活動に参加していました.また,個人的に料理が趣味なのでできる限り自炊をしました.やはり健康が第一だと考えているので,意識的に野菜をとりました.特に夜更かしもせず,早寝早起きを意識したりと,体の健康は重視しました.実際,編入試験を受けるまで一度も風邪を引くことはなくフルペースで突っ走ることができました.これは作戦勝ち...と言っても許されるかもしれません.また,精神面については,何回か落ち込んだり将来が不安になったりもしました.必修授業をいくつか切っていたので,試験に落ちたら留年確定です.他大の再受験の未来も微かに見えていました.しかし,考えすぎても精神衛生に悪く,その悩む時間が虚無的だったので落ちた後の未来はあまり考えることはしませんでした.

 試験勉強は,力学と電磁気は「演習しよう」の該当範囲を2周ほどしました.しかし,Biot-Savartの法則の応用や,剛体の難しい運動の問題は完璧に理解したとは言えませんでした.熱力学は最低限の演習をさらった程度に終わりました.波動は最後の最後に波動方程式の導出をちょっとやりました*10

 また,6月初旬にTOEICを受け,810*11を取れたことは情報として提供しておきます.TOEICは2週間前に詰めました.長文問題を(たぶん)ほぼ毎日やり,リスニングも2日にいっぺんはやりました.本番同様の演習は2回ほどやりました.なお,最初(本番2週前)に試しに本番同様演習をやったときは600点台で結構絶望したため慌てて詰めた結果ではあります.TOEIC演習の時期も,物理に一切手を付けないということはありませんでした.

試験本番

 関西国際空港の場所に衝撃を受けつつ,23:30にやっとホテルにつき,速やかに就寝.翌朝,早くにやってるマクドナルドで自習をしました.そして,08:30ごろに神戸大学に着いて勉強をして時を待ちました.そして,本番になりました.まず,大問は全部で3つ.力学,電磁気学,そして「熱力学」でした.

 力学は,回転軸を共有する二物体の剛体の運動の問題が出ました.「演習しよう」で全く同じような問題があったことを思い出しましたが,最後らへんの演習問題だったので正直忘れていました.とりあえず「角運動量保存」をマジックワードの如く用いてなんとか耐えた気がします.また,一番最初の問題は慣性モーメントの導出でしたが,「二重積分」をしっかり理解していないと解けない問題でした(てきとう極座標変換では解けない).たまたま,北大でのB1後期に微積の授業で重積分は結構計算練習をしたので,(それ以来あまり計算練習をしていなかったものの)ちゃんとその問題を解くことができました.これは,ノリで「積分」をやっていると解けない問題であり,ゴリゴリの二重積分であまり演習書にも載っていなかった気がします.試験を受けるにあたり,数学的知識は,簡単な対角化やパターン化された微分方程式偏微分だけでは不十分だということが分かります.

 電磁気学は,Biot-Savartの法則の簡単な問題と,vector potentialが出てきました.本当にたまたま,vector potentialは講義で最近やったのもあって,(正直忘れかけていましたが)なんとか解けました.「Vector potentialの基準の任意性」なるフレーズがつかわれた問題があり,多分スカラー関数のgradientが加わってもrotationをとればBはかわらないよね,,,というのを使うのだと思われますが(事後報告),試中験は何も分からず,パニックになりました.多分解けた人は全然いないと思います.また,カーブを描いた導線に電流を流した時の磁束密度の問題も出ました.Ampèreの法則を使えばできる問題でした.定番のBiot - Savartの適用問題や,最後らへんにやったためあまり慣れていなかったFaradayの法則の電磁誘導の問題の出番はなく,特に演習が薄かった電磁波の問題が出なかったのは幸運としか言えません.

 熱力学は,過去問で大問一個として出ることは無かったため,初めは驚きました.問題の中身はCarnot Cycleの問題で,非常に基本的な問題....でしたが,B1冬の熱力の自習を過信しており,断熱過程での仕事を求める時に非常に動揺し,なんと半分くらいしか解けませんでした.かろうじて等温過程は高校の記憶が,そしてp-V図と熱効率ηはかろうじて解けた,,,と思いきや,p-V図で等温過程と断熱過程をひっくり返してしまい,試験のち絶望しました.実際は,変数としてのVと定数としてのV_0を混合し,一生変数変換ができず積分できないというパニックに陥っていましたが,大学の授業で扱われた演習問題でも,同じようなパニックに陥ったことがあったので,完全に演習不足でした.やはり,演習して問題に解ける状態にしておかないと,試験では詰みます.とくに熱力学は理論体系の習得と実際に問題を解く上でとっつき方が違う気がします.Carnot Cycleという超基礎的なところでやらかしたため,正直不合格だと思いました.ただでさえ波動が出ないという幸運を手にしたものの,これでは意味がありません...

一次選抜の結果は翌18時ごろに発表されました.正直,落ちるか受かるかの半々で,多分落ちるだろうなと思っていました.大学受験の時と同様に,合格発表前はサンドウィッチマンのコントを見てとにかく現実から逃げていました.そして,時間になってサイトを開くと...

自分の番号がありませんでした.

「ああ,やっぱそうか,そっか,,,」としか声に出ず,想像通りという感じで絶望しました.

いちおう,もう一度見てみました.すると,なんかズームアウトできました.下に文書が続いています.今見ているところをよく見ると

数学科

の文字が!!!一瞬安心し,スクロールをして,確かに「物理学科」の文字があることを確認して,もう一度みると....

番号がありました.よかった,よかった!!!と,とにかく安堵に包まれていました*12.すぐにTwitterにて報告し(?)親に電話をして明日の面接の準備をしました.神戸駅付近のユニクロで面接向きの半袖を買いました.しかし,一つ異変もありました.一次で通っている人が結構多かったのです.神戸大の編入の定員はおよそ5人でしたが,12人も通っていました.ちなみに,これまでは7,8人しか一次で通らなかったそうです.「さては,,,面接で何かが起きるな?」と,気を新たに試験ムードに切り替えました.

翌日,起きてまずはやはり朝マックで前日の試験問題の見直しをしました.面接で聞かれた時にサッと答えられるようにするためです.特に慎重に,絶対にミスをしたCarnot Cycleのところや,自信のなかったところ,vector potentialの基準の任意性は見直しました.

面接は,私一人に対し相手方が4,5人おり,マシンガンの如くいろんなところから質問攻撃を受けました.「編入を志望する動機は?」「興味分野は?」「どうしてその分野を知ったの?」「物理の自習はどうやったの?」などでしょうか.とくに圧迫されることもなく,物理の知識を問うてくることもなく,試験の話も一歳なかったため,平和的に終わりました.個人的なハイライト.

「北大って総合理系あるけど,なんで物理学科に行かなかったん?」→🤓「アッ,,,私後期で受かったので...」→教員一同「あぁ...(察し)」

なぜか教員”一同”がリアクションをしたのはその時だけでした.

 

 ソノゴ・教訓など

とりあえず合格報告を待つまで特に強いて書くことはないのでカット.無事,合格し,合格証明書的なものも郵送されたので一安心しました.とにかく「安堵」が一番にきました.落ちていたら本当に人生がすごい方向へ動いてしまうところだったので...

ここで,いくつか重要な点を言っておきます.まず,ある程度想像はつくかと思いますが,とにかく環境に恵まれました.早朝勉強に付き合ってくれる方,たまたま北大に編入してきた方とTwitterで繋がり,彼に時間割の余裕があったためしばしば共に自習できたこと,分からないところを聞いたらしっかり解答をくれたことなど...私を支えてくれた色々な方への感謝を,改めてこの場でしておきます.本当にありがとうございました.

...そのため,王道の試験生活,ということでもありません.しかし,学部2年で他大学編入を考えている方々にも役に立つことをできるだけ書いておきます.まず,教科書を読むだけでは理解の度合いはわかりづらいです.とにかく演習しましょう.演習をしてやっと,自分の足りないところがわかると思います.この教訓は,てきとうに面白そうなところを勉強する今の私にも刻まれています.そして,演習で分からないところは色々なものを手掛かりに粘って自分なりに理解するようにしましょう.これは私の一意見ですが,分からないのでとりあえずゴリ押し暗記,は本当に困った時のみにしておいた方が良いと思います.特に力学電磁気で,めっちゃ難しい数学の理論が分からないと詰みますみたいなところはあまりありません.何かしら理解はできると思うので,粘るようにすることを勧めます.また,定番の問題や変形にはいっぱい問題を解いて慣れていきましょう.テーマ別に言うと,力学は運動方程式から運動量保存・エネルギー保存・角運動量保存を導くこと,定番の形の慣性モーメントの導出,極座標変換(極座標系単位ベクトルの表式,高校でやった円運動の加速度や速度の公式の導出),同じく座標変換から遠心力,コリオリ力の導出など.電磁気学は,Maxwell方程式の微分系・積分系の適用に尽きます.特にGaussの法則で電場を求めることや,Biot-savartの法則は,ベクトル解析や外積の知識がフル活用されるので慣れが必要です.その他,電子回路(微分方程式を解くこと),コンデンサー絡み(接地=potentialが0などといった「考え方」の習得)も忘れずに.熱力学は,,,とにかく法則の適用と,熱機関の効率,単純な積分計算くらいか?そして,物理もそうですが,忘れてはいけないのが数学です.特に,今回の試験では重積分をちゃんと練習していないと詰む問題もありました.そのほか,連星振動は対角化が絡みますし,電子回路や抵抗のある放物運動は微分方程式が必須です.電磁気学,力学ともにベクトル解析も必要です.∇の扱いに慣れ,恒等式は使って行って覚えていくと良いかと思います.

あえてメンタルの話をすると,自信がないのは自分の実力不足のせいだからとにかくトレーニングをするという心意気で突っ込みました.これは今の私も意識していることです.自信がなくなって,周りに愚痴をこぼしたり,はては楽しんでいる方に向かってテンション下がったり事情を押し付ける...なんてのは良くない話です(試験前や直後,合格発表までの私はこういう所があったので,だからこそ反省しているところではある).というか,編入試験なんて受けない方が良いに決まってます.最初っから希望する学部学科に入れることのほうが幸せです.本当に試験を受けるべきかは最初に真剣に考えると良いでしょう.(しかし,後悔しない選択をするというアドバイスを聞いてしまうと難しいですよね...)わざわざ受ける状況に陥って金かかるなどしてしまったのは自分の責任だと常々思っていました.試験の話をする人は最小限にするほうが良い,,,かもしれません.他の大学生の迷惑にならぬように...*13

あと強いて言えば好きなキャラを心に飼って,私自身にドギツイ一言を喰らわせる妄想をしてメンタルを保っていたところもありましたね.ストーリー系のゲームに親しんでいると,こういう時にちょっと強くなれる,,,かも?

使った本

まず,演習に関して,というか基礎知識の習得もある程度は「演習しよう」シリーズを使いまくりました.別にこれが神本というわけでなく,先輩と同じだから使ったにすぎないので,自らに合ったものを見つけると良いでしょう. 強いて言えば,例題だけでなく後半の演習問題もAB共にやらないと試験で焦ると思うので、ちゃんと全部やることを推奨します。使った感覚としては...最初の要点まとめがちょっと分かりにくい所もあるのでネット記事やその他教科書とも付き合っておきましょう。他の演習書でいうと、めっちゃ分厚い共立出版の例の演習本に心中するならば,相当の時間的余裕が求められる...と思います.演習しようシリーズのリンクはこちら

力学に関しては,基幹講座物理学の教科書を少しだけ参考にしました.この本は数学的知識の準備に丁寧なので,普通に読む上でも良い本だと思われます.基幹講座 物理学 力学リンク

電磁気学は,前述の通り砂川先生の本を中心に独学しました(愛称:ミニ砂川*14).ベクトル解析から教えており,ひとつの理論体系として電磁気学が描かれており,分かりやすさのために理論の繋がりを犠牲にしたよくある本や「参考書」とは違います.個人的に相当おすすめです.ちょっと言い回しが独特だったり,わかりづらい所があるのは否めませんが.電磁気学/砂川 重信|物理テキストシリーズ のリンクはここ!

その他,フェルミ熱力学はやはりそれなりに参考にはしたので載せておきます.今は田崎さんのを読んでおり,新しいかつ個人的にとても好きな理論体系なのでそっち側に寄っていますが,当時読んだ時は理論の繋がりにちょっと感動した,,,記憶があります笑教養の数学あまあま状態でも読めたので,初動これでもいけるかも??フェルミたんの熱力 リンク

 

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました.その場のノリでザーッと書いたのもあって,変な文章構成だったり思わぬ抜けがあるかもしれません,異変に気づいたら連絡を下さると嬉しいです.その他個人的な連絡はTwitterでも受け付けております.https://x.com/Kosoa_D にて.

どんな人が読んでいるかはわかりませんが,アナタサマの大学生活orその他諸々の人生にさらなる幸福が訪れることを祈ります.

*1:編入できる資格は大学によります

*2:その大学の一部の学部学科のみ編入を受け入れている,というケースもざらにあるので注意.東大京大は...学部受験から逃げない方が良いですね(?)

*3:理系北大生の大半は「総合理系」という身分で,東大の新振りの如く「人気な」学部に行くために良い成績を取ろうと学部一年で頑張る方が多いということは注意.言い訳です.

*4:ライフゲーム を調べてみてください

*5:お前の物理への興味はどうだっていいんだよ!→ごめんなさい...

*6:「同一大学で」学部を変えること

*7:私自身,ノリで乗り切った人生を歩んだという自覚もしていますが

*8:高校物理非選択者への配慮のためです.正直つまらない

*9:具体的にいうと,TOEFL itpで553点

*10:神戸大学では,波動方程式の問題が2,3年前に出題されていました.正直準備不足でした.

*11:正直ちょっと勝ちを確信した.イけるんだ...!と.

*12:「合格」体験記ですから...茶番ですが史実です

*13:ここらの話は私の良くない行動による反省もあるので,あまり本質的ではないかもしれませんが...一応書いておきました,

*14:デカ砂川=理論電磁気学との区別

B2の前期の総括(雑記)

weblogは100何日ぶりだと!?!?

 

はじめに

 これは北海道大学_工学部_環境社会工学科_建築都市コース2年(2025年9月現在)の私の,1学期の記録です.あまりに境遇が特殊すぎる(後述)ため,たんじゅんに北大の建築について知りたい人にはあまり参考にならないと思います.というか,この記事を書いた動機は情報提供ではありません.あくまで,私自身の振り返りの機会として,何らかの媒体で私を知っている方に向けて,記録程度に書くものであることに注意してください.ただ,北大生でない方でも理解できるべく,文脈を掴めやすくするように書くつもりです.また,Twitter繋がりの人が私の生活に大きく関わっているところがありますが,個人名は出さず,"KSAD氏",みたいに実質バラしてるようなぼやかしも一切ないので,そこら辺は安心してください.ただ,「状況と,この説明からあいつ(あれ)しかねぇだろ...」みたいな推理は効くと思います.

 

大前提の自己紹介

現在所属は上記の通り.2024年度に北海道大学の工学部_環境社会工学*1で入学.かる〜〜いきもちで災害研究,防災関係をやりたい,災害の時に働けるかっこいい人になりたい...というのが動機.1年前期は特にヘンなこともなく,それ相応の成績を残してアウトドア"系"の部活に入って色々やっていた.勉強関係も授業に出てこなしており,自学はあまりやらなかったかもしれない.強いて言えばB1の夏休みで,前期の物理学で学んだ力学を焼き直していたくらいか.将来のことも考えていなかった.

 

前日譚——1年春休み.

 2025年2月3日,B1の後期最後の試験である「フランス語*2統一試験」が終わり,4月5日(だっけ?)まで続く私の春休みがスタートした.とはいっても完全なるおやすみではなく,heavyなレポートが一つ残っていたのだが.このレポートも4,5日後には終わり,成績発表になった.GPAは悪くなく,普通に勉強できていた.

 ところで,入学自体は土木系で入ったが,B1後期あたりから大学で図書館をふらついているうちに,「図書館の本をいっぱい読んでみたい」という気持ちに駆られることがしょっちゅうあった.有機化学の分厚い本や,みんな大好きキャンベル生物学,地球惑星システムの本も,数学の本も,そして物理学の本も.知らない状態・中身が想像できない状態でそこにあると,知りたいと不意に思ってしまう.その中でも,特に物理学には惹かれた.数式を用いてフクザツな自然現象に説明付けをする,というのがとても面白そうだと思った.そして,「物理学をちゃんと学びたい」と冬休みに思うようになった.そして,冬休み中は教養の物理からちょっと調子乗って,なんとなくかっこよさそうな「解析力学」について勉強した.しかし,前提となる物理数学に苦労したこともあって,大きして進むことはなかった.

 そのように,物理学への大きな興味は抱きながらも,入試方式である環境社会工学科からは逃げられなかった.3月初旬に環境社会工学科からのコース分属が行われた.なんとなくカリキュラムを見比べて,「都市」という部分に特に惹かれて,建築都市コースを選んだ.GPAは文句なしで,定員オーバーで弾かれる*3ことはなかった.この時は,物理はあくまで趣味として,工学部の授業に集中しようと思うことにした...が,どうもうまくいく姿が想像できず,理学部への転学部などをリサーチしたり,コース長に連絡を取って面談を入れようと計画していたことも事実である.というのも,工学部の「知識を応用してものを作る,人間を幸せにする」よりも,理学部の「知らないコトを知る」というスタンスの方がマッチしていたと考えていたからだ.理学と工学の違いは,高校生のうちからよく知っておくべきコトだなぁとは思う.

コースはそのまま建築都市コースになり,B2の前期が始まる.やっと本題.

 

ことのはじまり

 3日に,コースオリエンテーションがあり,衝撃の言葉が.「皆さんは一級建築士を目指しているのだと思いますが」「このコースは資格取得向けなのでとても厳しいです」...すぐに悟った.これは違う.明らかに向いていない,と.さらに,製図器具として2万を超えるものを買わなければならなかった.流石に学問の向き不向きはちゃんとやらないとわからないと言えども,物理が楽しそうという気持ちと,マッチするか不安な分野へのお金の投資は私はできなかった.すぐにコースの担任と話をして,今後の相談をすることにした.その後も色々調べていると,北大内での理学部への転学部は今年度は受け入れられていないこと.「三年次編入」という選択があること*4を知った.また,他にも物理系の教員とも相談をすることにした.

 担任との面談では,編入という選択をするかもしれないという私の気持ちを伝えたり,建築のちょっとした話しをした.機材を買いたくない,そもそも不向きな予感がしていたので,建築コースの必修授業をいくらか履修しないという選択も考慮に入れている,ということも伝えた.当然,簡単には納得してもらえなかったが,特に物理でやりたいことなどをしっかり説明して,なんとなく理解は得られた気がした.物理の教員との面談では,純粋に物理学について聞いたり,同じく私の進路をどうするか,といった相談をした.この時,担当の先生の言った「後悔しない選択をすべきだ」という一言に背中を押された気がした.どうせ中途半端なまま学部生活を続けるなら,なんらかの行動を起こして楽しくやれる可能性に賭ける方が絶対良いに決まってる.そして,もし失敗しても試験を受けたという選択に後悔しない自信があった.この瞬間,建築コースの必修授業の1/3ほどを切り,他大学物理学科の三年次編入試験を受ける決断をした.失敗したら留年確定,将来もどうなるかわからないというとんでもない賭けであった.また,今後のためになるからと,北大の理学部物理学科の授業を可能な範囲で履修した.電磁気学の講義と物理数学,電磁気学の演習授業を取った*5

 そのノリで,もう一つ大きな決断をした.1年生の時から所属していた部活を一旦退部することにした.私の所属していたところは,かなりハードなアウトドア系のところであり,試験勉強で中途半端な付き合いになるのは双方にとってもよくない状態であると考えたためである.気持ちを言って別れの挨拶をした時は,皆が応援してくれてとても嬉しかった.高校から急にクラスという概念が消えて個人個人の生活になる大学において,なんらかのコミュニティに入るのはとても大事だと思った瞬間でもあった(それゆえか,もう少しゆる〜めの団体*6にB2春から入った.無所属はあまりに寂しく,何もできない...).

 

非日常編_調査パート

「三年次編入」という制度は,条件を満たした人間が,他大学のどこかの学部学科に学部三年生から途中合流するという制度である.主に高専生が多いが,興味が他の分野に変わってしまった大学生や既卒の方もその制度を利用することができるものもある(大学2年でそれ相応の単位を取得した人間も可能なところが多い).詳細は各大学の募集要項にて.私は,大学のレベル帯,募集の有無などから,「神戸大」「九州大」の三年次編入試験を受けることにした.両大学とも,一次試験で筆記試験が行われ,受かった者は二次試験として面接が行われる.他大学の人間が理物の三年生に編入するということなので,物理学科生が学部二年で学ぶべき範囲を全て網羅しなければならず,独学が必須な重い戦いである.さらに,情報もあまり流通しておらず,同大学で同じく編入するという人間を少なくとも私は観測していないほどマイナーな道で,かなり孤独な戦いでもある.

 

**これは大切な話であるが,三年次編入は(高専生でない限りは)あまりにハイリスクな選択であり,現在所属している大学生の気持ちも考えなければいけない話だと考えている.所属コースの貴重な枠を一つ潰しているようなモンである.現在所属が嫌だから他の所に行くという点では仮面浪人とも共通しており,信頼できる人間でなければ言いふらす話ではない.ましてTwitterの公開垢で編入の話を自慢げに大っぴらにするのは人を選ぶ行為であることに留意する必要がある.そこら辺,私はミスってしまったためご注意を.

 

しかし,これは相当な幸運なのだが,私がよく利用するTwitterにてなんと北大に三年次編入で理学部物理学科に入学した方を観測した.DMでやりとりをして,実際に試験がどうだったか,どういう本を使っていたのかなどを聞き込みをした.そして,同じ演習書を使って,一緒に勉強をすることにもした.単位の関係でかなりの空きがあったらしく,しかも同じ本を使って勉強できたため,わからない問題を聞いたりできた事はかなりのアドバンテージであった.

 いっぽう,大学の建築の授業では, いろんな先生が研究分野を教える概論系授業,座学の構造力学微分方程式などの応用数学の授業に参加した.建築の概論系授業では,いろんな先生の話が聞けて楽しかった.特に耐震について,建築構造についてはいろんな工夫がなされていて興味深い.構造力学は,はじめはゴリゴリの物理で問題が解けて楽しかったが,だんだん特有の暗記事項が増えて重かった.微分方程式は試験のために絶対必要なので余裕であった.難易度自体も対して高くない.建築の方では基本的には演習で人間関係が深まると思われるので,演習を切った私は特に突っ込んだ関係は残念ながらできなかったが,それなりの人と話せたのでそれは良かったかもしれない.しかし,その時も試験の話をちらつかせよくないムーブをしていた自覚もある*7.理学部の授業では,主に演習授業では学生が解いた問題を発表して先生が補足したりする形式であり,「問題を解かせる環境」を作る上では役に立ったと思う.

 

Days

 とにかく,先輩と一緒に図書館で勉強をする日々が続いていた.教科書を読んで先読みをしたり,演習問題を解いて,わからなかったらチャッピーくんに聞いてみたり,先輩に聞いてみたり.そういう日々が続いていた.また,5月ごろから平日は毎日07:30~空き教室を借りて1時間自習をするという習慣をつけた.これは1人ではなく,学習意識の高い農学部の方を誘って2人でやっていた.まさかこんな提案に乗ってくれ,それにほぼ毎日その時間で勉強できた*8ので彼への恩は大きい.しかし,食生活は少々犠牲になっていた.朝は十分に早く起きれないことも多々あり,大学に行く途中のコンビニで缶コーヒーを買ったりパンを200,300円分ほど買ったりすることも多かった.この生活と,アルバイトを一週間に3時間だけしかなかったこともあって,財政はかなり厳しかった.今思えば,朝もっと早く起き,もう少し自炊をして節約しておけば良かったと思う.現在の私はかなり財政難であり,あの時のコンビニ朝飯生活が大きく響いている.

 日常の中のちょっとしたスパイスといえば,やはりサークル関係だろうか??発言力が強いくせして大したことを発言しないいわゆる無能的ポジションであることは前の部活の時から変わりないのだが(良くない),文化祭に携われたのは嬉しかった.働くことは嫌いではないので,桑園イオンに買い出しをしたり,文化祭中で空いてる日はシフトに入って労働をした.その担当日は文化祭の最終日で,働いた後明らかに疲労につき頭痛がひどく,家でへばっていたせいで芦別らへんで行われた(!?)打ち上げには参加できなかったのが悔やまれる.そのほかは...夕張市に行ったことは良いスパイスとして働いたかな.色んな方とお話ができて,「廃墟街」と一括りにされていたあの街に,色々な中身を詰められた*9気がする.実は去年の間から行きたい場所で,それなりに調べた場所でもあるので,サークル関係で行けたことは幸運であった.

 人間関係は,,,はっきりいってあまり構築できなかった.学部と学部の狭間で生きていたことも大きいかもしれないし,とにかく自習メインで遊びに対して「罪悪感」がつきまとうメンタルも良くなかった.なんというか,私の行動原理が消極的で,「罪悪感」のせいで積極的な行動が時々たまにできないことがある,もちろん,向こう見ずな行動をしてへばって虚無になったり,まして人に愚痴を垂れ流すのはもってのほかだが,かといって淡々とし過ぎた生活もスパイスが足りなくてツマラナイ...いろんな人間の中身や思想信条,趣味などを知ること自体はとても好きなのであるのだが.

 物理に関する話としては,とにかく物理学科生として何を研究したいのかを常に考えていた気がする.なんとなく,いろんな本を読んでまだ見ぬ世界を知りたいという漠然な気持ちがあったが,一年の頃に受けた授業で人工生命の話があり,しょせんつぶつぶの世界がいかにして生命というものを形作るのか,コンピュータで脳や意識を再現することは可能か,そもそもどうやって意識が形作られているのかについて,特に面白そうだなと思っていた.これだけでは生物的な話であるが,私としては数式を用いて物理の言葉で論理的な説明付けをすることに特に重きを置いていたので,「ミクロとマクロを繋ぐ分野」というところでリサーチを続けた.結果として,「物質の計算能力」という言葉のあった東大の沙川先生の分野である非平衡統計や,情報と熱力学の絡みが最も近いかなと思った.いずれは脳とか意識の問題に繋げていきたいが,やはり小さいところからゆっくり攻めていきたい.コンピュータの仕組みだとか情報に関する話も好きなので,量子情報についてもやりたいなあと思っている.

 

試験ほんばん

 まあなんやかんやありまして,7月の最初の土日に試験を受けた.なんとなく不安な問題が多かったものの,大体の問題に解答できた.しかし,熱力学の基本的な問題の解き方を忘れてしまい,受かったか受からなかったかかなり微妙な出来であった気もする.土曜日の13時ごろに試験が終わり,サンドウィッチマンのコントを見て時間を潰して待っていた.18時にwebで結果が出た.最初に見たときは,,,受験番号がなかった.「だめかーそうだよなー」とホテルの中でちょっと大きな声で言ってしまった気がする.しかし,もう一度見直した時,ズームアウトしたら上に「数学科」の文字が...どうやら見間違えていたようで,下にスクロールできるみたいだった.下にスクロールして,ちゃんと「物理学科」の文字を認識した私は,下に受験番号があるのを確認して,安堵に包まれた.先輩にDMしたり,Twitterにて報告したりした後,すぐに翌日の面接対策をした.問題について聞かれる想定であったので,できなかったところを確認し,どうすればこの問題を解けるようになるか,どうしてこんな考え方をしたのかなどを逐一整理をした.

 二日目の面接に通った学生は多かった.例年,6,7人しか受からないかなり狭き門であるが,面接にはなんと12人も通り,相当苦しい戦いが見込まれた.一人当たり15分はかかっており,どんなことが聞かれるのか大変緊張した.前日の試験問題を復習したり,演習書をもういちど見直して復習したり,面接マナーを調べ回ったり...そして,私の番になった.

 面接では,大したことはあまり聞かれなかった.合計5人の先生からのノンストップ議論的なマシンガンの如し質問に逐一答えていった.志望動機,やりたいこと(非平衡について話をしました),どうしてその分野を知ったのか,など.以下は面接のお気に入りワンシーン.

ある先生「北大って,総合理系だよね??」→「あ,私は後期で入ったので...」→先生一同(合計5人)「あぁ...(察)」

 

試験ソノゴ

 受かったか受かってないのか確証が持てなかった.しかし,あの面接で落ちる要素はあまり見受けられなかったので,特に変な心配はしていなかった.大学生活がリスタートした.テストばかりで正直大変であったが,落単しない程度に頑張れた.そのほか,海の日の三連休で北海道の北の方を巡り巡ったり,ちょっとした相談をして見事に打ち砕けられたり*10.宗谷丘陵の風力発電所群は廃れた文明感があってかなりのお気に入り.免許取得したら絶対,もう一度宗谷地方に行きます.今度はああいう旅行には不向きの,考え過ぎていた中途半端なテンションでなく,純粋な思い出作りと旅を目的として.

合格発表の日になった.所定の時間10:00になってもサイトが更新されない.15分後くらいにやっと合格発表者がネットにて掲示された.あまりに緊張していたので音楽を聴きながら時を過ごしていた.今度はちゃんとpdfを上から読んで,「物理学科」の文字を確認して,私の受験番号があることを認識した.第一声は,「よっしゃ!!」でもなく「見たか雑魚が!!!舐めんなよ!!!」でもなく,「よかった,,,よかった...」であった,本当に,歓喜よりも安堵が勝っていた.それはそうである,もし失敗したら大口叩きながら大敗北を喫した正真正銘の負け犬になるところであり,留年が高確率で確定し,学部二年生の大事な夏休みの時間が失われることになってしまうのだから.

 

総括の総括

 本当に,私の色々な調査不足で大胆な選択をする羽目になり,それゆえ自分が始めた物語に苦しんで病みに走ったりと,色々なことが起こり過ぎたB2前期であった.しかし,B1よりも色々な人間に出会うことができて,新しい世界を知ることができ,なにより大学で何をやるかのビジョンが見えたという大きな成果もある.良くも悪くも波瀾万丈な期間であったが,なんというか波のあるテンション高い生活は私に似合ってるなあと思うこともない.スパイスを入れすぎるのは欠点だが,スパイスが無い生活は虚無だなあと思ってしまう.そして,最も考えさせられたのは...人間との付き合い方と振る舞い方だろうか???昔の私の行動やTwitterでの振る舞いなどを見直してみると,色々と良くなかった点が浮かび上がり,どうすればよかったか,私を一つの人間として置いた時にどう見られるのか(客観視?)を考えるきっかけになった.もうちょっと,強い人間になろうと思えたB1前期でもあった.体も心も頭も,強い人間...ある程度の体力を持ち,弱みをあまり見せず,背中で語り,他者批判や経験だけでの自分アゲでなく実力でぶん殴れる,論理的な説明を躊躇いなくできるような人間...になってみたいなあと思う.

 

相変わらず右往左往する文章でしたが,色々と書きたいことは書けたので私としては満足です.読者の心に何らかの点でヒットしたり,心に何かスパイスを加えることができたならば,これほど嬉しいことはないでしょう.ここまで読んでくださりありがとうございました.好きな歌詞でも載せておきましょう.「こういう大人ぶったイキった流れ」を冷笑するのが好きな貴方へのほんのちょっとの隙として.

 

——タイムラインには残せない fun time 感じたいなら ahead(嵐_sounds of joy)

*1:簡単に言えば土木工学.5つのコースがあり,それぞれ社会インフラ整備系,国交省的な交通整理系,ゴリゴリの建築都市系,衛生工学系,資源系で分かれる(この説明で合ってるかは分かりませんが).B1の3月あたりにコース分属がなされ,分かれる

*2:私の第二外国語がフランス語.北大の1年生は,第二外国語の統一テストで学期が終わるという慣習がある

*3:もしコースの定員より志望者が多い場合,GPAのような数値でランキング付けされて,上の人からコースの振り分けが優先される.

*4:どこで知ったのか全く記憶にない.ただ,Twitterユーザーの北大三年次編入生を知る前にその制度を知った記憶がある.

*5:なお,この面談までの期間は,生物学科の授業も覗いてみたりした.物理と生物の間のようなことをやりたかったからだ.しかし,生物学科のノリは物理のように数式で説明するというようなノリではなく,システムを覚えて理解するという方面が強かったため,ちょっと違うな,と思った.このように,自分の興味についても少々迷走していた.

*6:これは完全に余談であるが,B1の頃にもその団体の新歓活動に入ろうとしたが,なんか人が多くて苦手な雰囲気だったので撤退したという限界コミュ障的な過去がある.なお,この時の新歓も,あまり来なさそうな時間(新歓"活動"ですらないとき)に参加するレベルだった💦.今思えばB1からちゃんと入ればもっと世界が色付いていただろう.

*7:どうも,この時期は確かに特殊な状況でその境遇を話のタネとして使えると軽く思っていたが,側から見たら変なアピールにしかみえないことを色んな人にやってた気がする.大きな反省点である.

*8:一応,彼が朝型であることは把握済みで誘った.

*9:ネットで色々レッテル貼りされてる所に実際に行ってみると,ラベルの内側に色々な要素が詰め込まれて興味深く,感慨深い.人生の間で色々な場所に行きたい理由のひとつ.

*10:詳細は伏せる

モチベ上げ

ゆめみるしょうねん

休み続き,,,

 どうも最近、テンションが上がらない。これを書くテンションも最近は上がらない気がしている。ただ、まあいつしか書こうと宣言したので、それ相応の実行はしなければならない。こういう時、どうすれば良いかわからなくなる。ちょっと前まで解析力学の本を読み進めていたが、ちょっとヘビーで牛歩になりがちになり、最近の進捗は芳しくない。というか、勉強する時間が少なくなった気がする。なんでなのかはよくわからない。地元のほぼ何もないようなところから、鉄道に乗って「街」に行き、市立図書館で勉強をするというのがこれまでのルーティーンだったが、鉄道に乗るための運賃が意外と無視できず、なんというか毎回それなりに取られてテンションが下がる。地元にも小さな図書館があり、自習をすることはできる。しかし、店が全然ない。メシを食うにあたり、どこで時間を消費すればわからない、、、というように。言い訳を考えてしまう時点で高が知れているのかもしれない。

 こういう時どうすれば良いか,,,。明日からちょっと頑張りたいのだが、「やること」をはっきりさせ、とりあえず邪念を無視してやると決めたことをやるしかないのかと、思いはしている。とりあえずやってみれば、次第にテンションが上がるだろうし、やる気も出てきてちょっとだけ勉強する姿勢がついてくるはずだろう。

 

これって...

 受験生時代でも、勉強しながら虚無感に襲われて、やる気がなくなるという流れがあった気がする。最初はそれなりに進むことはできるのだが、「時間の無駄だな,,,」「他にやるべきことがあるよな...」と思ってしまう。そして、そんな思考を巡らして、なんとなく勉強のやる気が失われた後にすぐことといえば、スマホをいじることになっていた。どうも昔から、一つのことに集中するまでに障壁があるなと思っている。ひとつのことに集中して時間を潰した記憶があるので、全く集中力がないという人間ではないとは思っているのだが,,,。

 そういうのは変えるべきであると思う(一つの性格について、良い点と悪い点のある両面性があるものだとは思っているが、この場合においては悪い点が明らかに良くない仕事をしていると思っている)。ただ、どうすればかわるのかよくわかっていない。任務を自分の中で決めて、とりあえず割り切ってやることをやって、テンションが上がるような機会を作るしかないのかなあとは思う。テンションが上がるまでは、もう雑な念を消して頑張ってみるべきなのかもしれない。ここでつまらなくとも、それは甘えなのかもしれない。

 

おしまい!!!!!

 どうもテンションが中途半端な今、なんとか書いてはみたものの,,,。どこまでこれからかけることができるか不安にはなってきた。ただ、努力が苦手な自分から脱却するという夢は叶えたい。だったら、ちょっと苦しいもの(というか、やりたくないものというか、勝手に避けていたもの)から向き合うしかない,,,これは何回か前から言っていたが、NがN+1にならない努力は絶えずやるしかないのかなあと思う。

移動を旅にする

おやすみなさい

 

帰省を旅にする

 いつものように札幌駅から新札幌駅で降りてバーキン行き、新千歳空港駅で降りて飛行機で帰省するのはそろそろ飽きてしまったので、今回(春休み)の帰省は鉄道旅と合わせることにした。鉄道旅といえば青春18きっぷである。一度くらい使ってみたかったものなので、これを機会に購入した。3日間JR線が10000円で全線乗り放題というのは、改悪されたとはいえどなかなかに破格な価格だと思う。飛行機の片道(新千歳-羽田)がそれくらいかかるので、同じ価格で3日間も自由に乗り降りできるのはなかなかありがたい。しかし、鉄道には飛行機にない弱点も存在する。これは後々響いてくるのだが,,,。

 今回の予定は、まず札幌からバスに乗って新函館北斗駅へ。次に、新函館北斗から新青森駅まで新幹線に乗る。そこからは、青森駅から秋田、山形、新潟と日本海側を各駅停車でてくてく南下する予定にした。新潟に知り合いの方がいるので、新潟大で遊んだあと、上越線で上り、地元の駅に到着というわけだ。

 最初のバスに関しては、相変わらず時間に余裕を持たない生活をしているせいで、発着の2,3分前にギリギリ到着ということになった。前日に全く準備していなかったのも響き、当日の朝にちょっと早く起きて朝ごはんを食べたらもうすぐの時間になってしまった。急いだせか、ケータイの充電セットを一式忘れてしまい、道中で充電を使い切ったら詰む状況になってしまった。こういうところが本当に良くないなあと毎度反省しているが、変わらない。バスはやはり立てないため、坐骨あたりがだんだん痛くなり、気分良いものではなかった。ただ、安いし鉄道よりは圧倒的に速いので、文句はいえない。運転手さんに一声かけてバス停を降り、新函館北斗駅に到着した。北海道新幹線の終点駅の割には、全く駅前に人気がない。ちょっとした観光施設と物産くらいしかなかった。お腹が空いていたがコンビニとラーメン屋しかなかったので、せっかくなのでラーメン屋にてお昼をとった。今思えばなかなかに贅沢な行動だとは思っている。Twitterで情報収集をしたら、「東京〜新青森駅間で運転見合わせ」の情報が流れてきた。「残念でした。私は新青森駅までしか使わないので、何も影響がありません!!」と、高を括っていた。

 そして、新函館北斗駅に着いて、まさかの案内が流れる。「新函館北斗駅より運転見合わせを行なっています」え、、、アレ、ここまで被害が及ぶの,,,。この瞬間、予定が崩れたことになった。さっきまで調子に乗っていた私がバカだった。これでは、北海道に取り残されてしまう。脱北できない,,,どうしようか。こういう時にいつもテンションが上がり、どんどん私のきもちがTwitterにて吐露される。これだからTL荒らしだと言われるのかと、コレを書いてる今、自分の性格に少々腹が立ってしまう。フェリーを提案されたが当日inするのはダメだった。一度帰って家で寝て、大人しく飛行機で帰るのも良さそうだったが、あまりに運賃が高すぎた。すでに18きっぷを買ってしまったので、もう大金を使いたくはなかった。

 ...ひとまず、いまのうちに計画を確定させたかった。まず、よほど遅れても秋田には着くと考え、秋田のホテルに予約をとった。当初の計画では、ホテル代をなんとしても浮かせたいため、新潟の友人宅で一晩泊めてもらうことにしていたのだが、この遅延はその甘えを許さなかった。結局、最初(新潟の友人宅に凸る前の、初期案)に一度取った(その後キャンセルを入れた)、秋田のAPAホテルに再び予約を入れて、そこで一晩過ごすことにした。それで待つこと数分、「新函館北斗駅から新青森駅までの運行とします」とのアナウンスが流れた。私にとってこれ以上都合の良いことはなかった。ちょうど、降りる予定の駅である、新青森駅で新幹線が止まるのだ。よかった、仙台駅まで乗る計画だったら相当まずいことになっていたぞと、不意に現れるある種の幸運に感謝する。北海道新幹線は、トンネルばかりであまり面白くなかった。たまたま持って行った世界史の書き込み教科書を読んで時間を潰した(小説を持っていくのもよかったかもしれない)。

 未知の街に降り立つ

 新青森駅を降りてからは、数分乗り換えを待ったのち、奥羽本線に乗って秋田あたりまでこの日は行く計画を作っていた。途中の駅までしか運行されずに乗り換えを長い時間まつのは億劫だと最初は思ったが、どこかの駅に降りてその街を探索するのが一番旅の醍醐味だよなと、この機会を活かそうとポジティブに捉えることにした。まず、新青森駅から弘前駅で降車。たまたまTwitter繋がりの方もちょうど弘前に居たらしい。他にも、札幌から函館まで各停で移動した方もおり、似たような行動をする者が多いのだなと感心した。スマホの充電が限界だったため、Googleマップなしで放浪した。駅を出て、何本かストリートが伸びている。そのうちの一本を辿ってみる。まず、無人の野菜販売所があった。青森といえば、りんごだ!!ニンニクだ!!青森県産の野菜が、思ったよりリーズナブルな価格で売れられていた。ニンニクが1kgあたり1000円くらいだった気がする。さらにその道を辿った。ちょっとしたショッピングモール的な場所があり、試しに入ってみた。どうやら、ロピアもその中に入っているらしい。エスカレーターで上の階へと登ってみると、そこには異様な光景が広がっていた。「え...?」そのフロアには何もないのと一緒だった。あたり一面が、使われていないギャラリーみたいであり、BGMが流れているだけで人の声が聞こえてこない。ただ、ちょっとした小物品の店があるだけだった。これが地方の商業施設の現実なのかと、この時初めてその実状を直視した。その後、地下におりると、ロピアがあった。上の閑散具合とは全く異なり、ロピアには、警備員や誘導員もいるくらいであり、多数の客が押し寄せていた。どうやら、最近新しくできたものらしい。焼肉用の大型肉や、珍しい魚類、よくわからない大きな惣菜(ハンバーガー??)があったりして、新鮮であった。しかし、カバンがパンパンで、生鮮食品も当然買えない。何も買わずに帰ることも雰囲気上できなさそうだったので、青森の煮干しラーメンのカップラーメンを一個買って帰った。

 

置いてかれた小さな町

 弘前駅を出てからは、同じ方面で「碇ヶ関」行き があり、その後1時間ほどかかって目的地の秋田駅まで運行される列車があった。弘前のようなちょっとした都市ならば、もっと時間を潰すこともできるが、せっかくなら全く知らない場所に行きたかったので、「碇ヶ関」で時間を潰すことにした。鉄道に乗って、碇ヶ関駅で降り立つ。どうも、周りはとても静かであった。雪がまだ残っており、日本海側の東北の小さな町という印象であった。駅を出て右に曲がって歩いてみると、小さなDCMがあった。私の地元の、こういう小さな町によくある「コメリ」みたいな役割を果たしているのだろう。ホームセンターの一面を持ったコンビニというべきだろうか。引き返して、道の駅に行った。そろそろ閉館時間だそうで、長居はできなかったが、道路情報やさまざまなポスターといった、地方の道の駅、という感じでなんだか楽しかった。まだ行ったことない場所の、地方ニュースだとか、イベント案内だとかを見ると、ちょっと不思議な気分になれる。遠い場所での、人間の声が聞こえた気がしてくる。

 道の駅をでてからは、適当にフラフラし、秋田行きの電車がそろそろくる頃になって、駅にもどってちょっと休んだ。駅員1人がいる友人駅であり、なんだか気まずかったが、無人駅よりはまだ安心感があった。なにより、ストーブがついていたのが嬉しかった。電光掲示板での案内もあり、駅のある場所にはいくぶん不相応な感じがしたが、これもまた好きである。碇ヶ関駅に降り立ったのは良い判断だったなあと思えた。その後は、秋田行きの電車にのって、2時間ほどゆられた。夜なので特に外を眺めることもできず、持ってきた本を読んで時間を潰すことにした。秋田駅に着いてからは、夕飯をさっと食べて、あとはさっさとアパホテルに向かった。ホテルではスマホの充電器を貸してくれるそうなので、早く充電をしたかったのである。秋田市は、駅を出てからすぐはビルが密集しているわけでもなく、大きな千秋公園があり、なんだかとても広々としていた。こういう「駅前」もまた良いなと感じた。ホテルに入ってからは、チェックインを早々にすまして部屋に入った。カウンターの方が、雨に濡れた僕をみて最初にタオルを渡した、その親切心に感謝しつつ。

 

日本海とともに

 ホテルは早々に出発して、秋田駅から羽越本線に乗る。ここからは、ほぼずっと日本海を見ながら、秋田-山形-新潟と下っていくのみ。個人的にはここが一番旅の醍醐味だと感じている。秋田駅からちょっとしたらもう海が見えた。海なし県出身の私としては、海を見ながら鉄道にゆったりと乗れるのはこれまた嬉しいことであったのだ。ここからは特にどこかで長い間待つこともなく、ただ移動のみであり、書ける内容はあまり思いつかないが,,,強いて言えば、冬の日本海の荒れ具合には驚いた。波がこれまで見たことのないような強さであり、白かった。山形県酒田市で、途中数十分の待ち時間があったので、駅を出てみた。青春18きっぷのアドバンテージは、乗り放題でありかつ「降り放題」なところであると、この度実感した。酒田市は、山形県の地方都市であるらしいが、駅前は思ったより静かであった。商業施設や観光施設的な、新し目の建物は散見されたが、人で賑わっている気配はなかった。平日昼間であることを考えれば、それはそうなのだが。

 酒田駅を発してからは、村上駅までまた長い旅だった。ここからも、日本海側の鉄道にゆられる。新潟に入ると、遠くで島が見えた。粟島であった。いつか、ああいうちょっとした小さな島に行きたいなと思った。本州でもない、小さな世界があるのだろう。そのような小さな島の中でも、過ぎ去っている時間は変わらないのだから、史料があるかは別として、同じように歴史があり、文化があるはずだ。そういうような歴史については個人的に興味がある。

 村上駅についてからは、ちょっとあるいて町の定食屋的なところにいって昼食をとった。村上市で働いているであろう作業員の方が集まっており、地域密着型の定食屋という感じで、楽しかった。「町の定食屋」に行けるのも、旅の楽しいところである。コミュニケーションが強い人ならば、そこで女将さんだとか他の客だとかと話して時間を潰し、知らぬ世界に色付けができるのだろうけれども、私は相変わらずのコミュ障っぷりで、結局静かにテレビを見て、安いカツカレーを食べて帰った。決してとても美味しいわけではなかったのだが、温かみを感じられ、しかも具材もたくさんあって安く腹を満たすことができた。

 その後は、住宅街を突っ切って鉄道は走った。新潟駅についたのは13:30くらいだった。新潟駅から、新潟大学前駅にいって、同じ高校だった友人とちょっとふらふらした。新潟大学は、見た感じは広々としていたが、施設はどうも古っぽいらしかった。また、新潟大学前駅から大学までそれなりに距離があった。大学を散歩して、友人宅でちょっと休みをとったら、あとは新潟駅まで戻り、長岡駅へ行ったのち上越線で帰ることにした。後半は、もう日も落ちていたので本を読んで時間を潰した。三国峠を越えるあたりの、トンネル地帯の長さはいつも驚かされる。土合駅がよく話題になりがちだが、湯檜曽土樽駅もなかなかの秘境駅だよなと思う。

 

帰省して,,,

 実家はひとまず安心するものであった(私にとっては)。ゆっくり休み、特に勉強をすることはなかった。移動続きで大変なものではあったから仕方ないよ、と勝手に自分を納得させているのだが、そう甘えられるのも今のうちだと思わなければならない。ちょっとだけ解析力学の勉強をした。今読み進めている本は、やっと本編に入ったみたいだった。相変わらず、F=-∇Uの感じに違和感がつきまとう。そもそもポテンシャルの定義ってなんなんだろう,,,。まあ、エネルギー積分をすれば済む話なのだろうけど。エネルギー積分の話の流れはいまだに慣れないところはある。そろそろ、自分の中で納得を積み重ねたいのだが,,,,。やはり、演習がつきもなのだろう。物理学は数学の演習にうってつけだとどこかで見た。線積分に対する違和感がまだ残っているため、物理の演習もやらないとなと最近思いはじめた。というのも、現段階では演習をスキップしているのだが。何かしらの本を用いて、演習をして理解を積み重ねる努力をしなければいけないのは、大学生活でよくわかった話である。

 

今日はここまで

 合格発表がなされ、日本の大学受験という一大イベントを終えた人間が一気に増えた。もう一年か、時が経つのは早いものである。個人的には、大人と子供の境界としては、大学受験という最大の関門が役目を果たしているのではないかと思っている。受験を過熱するなという声も見られるが、立派な人生鍛錬であり、思い出になりうるものであり、人生を変える機会であり、このくらいの熱量はあって然るべきだと私は思う。当の私は努力ができなかった自分に対して多少なりともコンプレックスを抱えているため、大学生活でそんな自分から脱したいのだが,,,。とりあえず、2年次の目標GPAのような小目標を定めれば、モチベーションもつきそうである。私としては、2年次に専門科目はそれ相応に頑張りつつ、個人的に興味のある解析力学や物理化学あたりも一冊本を読み上げ、演習もこなして身につけるということを前期のうちに頑張りたいと思っている。あと英語力も鍛えたいな,,,,。

 久しぶりの更新でした。ここまで読んでくださりありがとうございました。今日からがんばる(N回目)

 

ちょっとした勝負-本の購入

「所有物」の偉大さよ

 

書店に通う

 高校生のころは、通学に使っていた、県で一番大きい駅の本屋によく行っていた。本屋に入ってからは、参考書コーナーに真っ直ぐ向かう習慣があった。大学生になってからは、大学の図書館にて本を読むことがほとんどだった。自分の金を自分で管理するにあたり、本を買わずとも、無料で本を借りることができ、十分にスペースがある自習室で本を読めることはとても嬉しいものである。しかし、購入した本には「所有している」という安心感がついてくる。例えば小説の中身に感動し、これは今後の人生で残したいと思えるものだったならば、自分の「所有物」にしたいと思ってしまう。図書館の利便性に優るものはないが、所有物への安心感、占有していることへのちょっとした優越感もまた良いものである。ついでに、心理学実験の謝礼の図書カード3000円分をもらえたので、これを機会に本屋さんに行った。

 図書館になくて、本屋さんにあるもの。私にとっては、充実した参考書コーナーであった。懐かしい。英単語集だとか、英文解釈だとか、英語長文といったように、英語だけでも多様なテーマがあり、数学も難易度別問題集があったり。(推薦を除き)大学受験というのは、あらゆる場所にいる人間が、(ルール上では)至極公平なペーパーテストを受けるというある種のイベントである。そのイベントに対してどのように戦略を練っていくか、どうすれば受かるかを考えるのを、「醍醐味」とエンタメ的消費するにはあまりにも人生がかかりすぎているが、そのような重しを抱えたまま、ただ(第一志望に限れば)1度の試験にやるものである。当然、金をかけて参考書を買う人間は数多いるし、その人間に向けた参考書は質が高い。分かりやすくかつ「受からせる」ことに特化した講師が書いたものであるから、その通りである。

 私としては、5教科のうち 英語 が一番今後の人生に役立ち、かつ参考書も充実していると思っている。そんな役立つツールである英語の参考書で、さらに面白いもの,,,ということで、「英文解釈教室」を買った。英文解釈は、英語の中でもっとも論理的に考える分野であり、かつ知識をどんどん提供して覚えることを強要するイメージも(私の中では)ない。唯一の欠点は、現段階の英語の扱い方と少々「精読」はズレつつあることである。大学生の今では、英語は文献を読むものと、ちょっとした演習授業で会話する手段である。私としては、英語文献を読む時いまだに英語へのアレルギーがあり、読むのに難航することがたまにあるため、英語をすんなり読む練習として英文解釈という視点から攻めていこう、というのが後付け。本音で言えば趣味とちょっとしたリベンジ。

 

吸い込みand吐き出し

 語彙力を鍛えるのは無論大事である。そのためには、まず「何を英語で言えないのか」を、英語の文章から見るというやり方とともに、日本語から英語を変換するとき、何が言えないかを理解するのも大事だろう。ということで、今日の晩の話。

 

I sometimes cook. I like cooking because I want to eat delicious food. Today, I used much miso. I will leave my home for half of the mounth from March 5, so I want to use all of miso. I made a baked chicken and a pickled cucumber tasted by miso, and miso soup. The baked chicken is so delicious. I recalled a taste which I felt in yakimanjyu: until last year, I lived in Gunma prefecture and I ate yakimanjyu. I couldn't cook smoothly but I'm satisfied with my dish.

 

これらはChat GTPにて校正をかけ、見直す。...相変わらずまだまだ粗いことがわかった。まえは冠詞のつけ忘れを怒られたが、スペルミスもあり。"month"という綴りがいつも不安なのだが、私だけだろうか。ほか、use up▶︎使い切る、もそうだが、marinatedとは新たな視点だった。確かに、過去分詞でスパッと名詞句を作った方が美しいし、こういう表現を言えるとかっこいいなと思う。また、小学生のころだったか、覚えたローマ字表記に重大なトラップがあった。そういえばじゅう→jūとかあったなあ!!懐かしい。

 

きょうはここまで

 その他、一冊本を買ったが、これは前々から読んできた物理の本を所有物としたまでだ。今日は、午前中はどうも家に閉じこもってしまい、ぐうたらしてしまった。午後は、ちょくちょく解析力学を進めた。親切な友人のおかげで(発した疑問に答えてくれる人がいるのはとても嬉しい。感謝。)、疑問だった箇所もなんとなく解消されながら進み、そろそろ本題に移りたいが、どうもまだ古典力学に粗がなくもない気もする。とりあえず春休み中に素養はつけたい。そして授業が始まっても、授業の復習は忘れないとともに、他の勉強もしたいなと思う。2年生こそは、復習の徹底を...。もうテスト前に漬けるorバイトでできないから諦める みたいな図式は作りたくないのだ。

学食とのつきあい-北大生協ミールプランは入るべきか??

「僕の備忘録」とは

 

はじめに

 北大にはいくつか生協が運営する学食や購買があるのだが、その学食や購買の特定のものが対象の、660円or1320円の定額サービス(per 1年)がある*1。これを、「ミールプラン」という。学食は、"平日"の朝から夜までやっていることが多く、毎日たくさんの学生や教授が利用している。

 最近、私の知り合い(SNS繋がり)がミールプランの加入の是非について記事*2 を書いたので、私の書く意欲が湧き上がってしまった。ここでは、その学食とミールプランについて話をすることにしよう。

 

学食のはなし-前提知識

 前述の通り、北大にはいくつか学食がある。北部にある、1年生が使う建物である「高等教育推進機構」付近には「北部食堂」がある*3。南部の2年次以降文系が用いる建物やセイコーマートの前には「中央食堂」がある。どちらも特に大差はないが、ちょっとだけメニューが違う(値段は同じ)。出されているメニューとしては、メインディッシュとしてハンバーグやグリルチキンなど、麺類としてラーメンやうどん・そば、丼ものとして豚焼肉丼やヒレカツ丼、唐揚げ丼など。加えて、カレー類(ふつうのカレーライスのほかに、唐揚げなど何かしらトッピング付きのものやグリーンカレーといった変わり種も)。それらが目玉商品といえる。そのほか、焼き魚や生姜焼きといった、メインディッシュより安いおかずや、サラダ、ほうれん草やオクラの小鉢、デザートが一品ものとしてある。そして忘れてはいけない、ご飯と汁物(豚汁と味噌汁がメイン)がある。値段については後述。物をとっていってからレジに並び、支払って食べるという丸亀製麺的な流れである。支払いは、上にあげたミールプランほか、それに加入せずとも、(生協加入者のみ利用できる生協アプリにある)生協電子マネーを使ったりとか、現金またはクレカを用いることができる。味に関しては個人の領域であるが、私としては、特に申し分ない。癖は強くなく、優しい味である。メインディッシュはしっかり肉がジューシーである。強いて言えばカツ系は中身が薄くて微妙かもしれない。

 

600円の感覚

 ミールプラン600円プランを用いた私の実体験をもとに、どこまで食えるのかを考える。なお、25年度の値上がりではミールプランで毎日与えられる金額も上がっているため、値上がりが起きたとしても量感覚は変わらないだろう。私としては、まず下のA~Eがほとんど。今日の気分でカレーだの丼だのメインディッシュだの決める。選ばれる回数としては、A~Cはほぼ同等でA=B=C>D>>E。

A.カレーの日 ただのカレーは面白味がないため、トッピングカレーが主。460円くらい。それに66円の野菜小鉢(ほうれん草やオクラなど)と、88円の小鉢(鶏レバーやビビンバ風ほうれん草、ハッシュドポテトなど)で、600円ちょいオーバー

 

B.丼の日 鶏肉系の丼と豚肉系では値段が異なる。前者は490円ほどなので、豚汁を入れると600円−α。後者は450円程度であり、66円ものと88円もの(小鉢ほか豚汁も88円)or 150円程度の油淋鶏豆腐(豆腐の上に鶏フレークのごまだれ和えが乗っかってる、地味に美味いやつ)と味噌汁(44円)

 

C.メインディッシュの日 グリルチキンやハンバーグで320円程度。ライス中サイズと豚汁のセットで約200円であり、88円小鉢をつけたら600円+α。また、110円のサラダとライス中、88円小鉢のときもあり

 

D.てきとうな一品おかずの日 主に魚。242円。ライス中豚汁と、88円もの×2とか、110円サラダと66円ものだったり。

 

E.麺類の日(麺類は混むためあまりえらばない)普通のうどんそばは370円。のこりは150円くらいのものと88円もの、、、とか?

 

 ミールプラン600円版では、これが昼食の一食分となる。私はかなり痩せ型なので、この分を食えれば問題はなかった。基本的に、これで腹が全く満たされないことはあまりないが、ライスの中サイズはアクティブな方には物足りない量である。商品選びを間違えると大して量もないのに600円にいってしまう。ちなみに、ミールプランの繰越はできないため、600円を下回ると損をする。590円よりは620円の方が得であるのはあまり知られていない気がする。

 

まいにち利用する上での問題点

 まず、飽きる。「生協味」は存在する。ハンバーグは、ソースこそ違うがハンバーグそのものは同じであるし、魚も味も全く一緒。丼も肉そのものは同じである。いずれ飽きる。限定メニューこそあるものの、他のメニューでもあった一部の食材を流用したりすることがしばしば。また、生協はセントラルキッチンから食材が届けられているため、明らかにレトルトであったり冷凍したやつだろ感万歳のものも多い。前述したカツも、はっきり言ってクオリティは低い。ロースカツのメニューもあったが、肉は薄い。極め付けは、「野菜カレー」だろうか。まさか、この食堂にて、レトルトカレーのような袋を切って皿に入れる光景を見るとは思わなかった。ほかにも、「ハンバーグステーキ丼」のハンバーグは袋の中から切って取り出されていた記憶がある(それ自体はとても美味しいが、ご飯の上にハンバーグがのっかって500円超えるなかなか強気なメニューである)。

 次に、野菜が少ない。上を見ると、「豚汁」が多くあると思われるが、それは、豚汁には野菜がいっぱいあるからである。人参やごぼう、大根、玉ねぎと豊富である。それ以外が問題である。66円小鉢はせいぜいほうれん草かオクラ程度である。110円のサラダに至っては、千切りキャベツと、弁当にあるようなひとすくいのポテサラとわかめしかない。これで「健康的」とアピールしているのであるが、果たして野菜は十分に取れるのか不安である。多種多様な野菜が入った一品が求められているのではと思う。

 最後に、高い。外食であり、皿洗いも全部してくれると考えれば良い方ではあるが、それ相応のものを食うと600円は高く感じる。牛丼チェーンでは500円で味噌汁付きご飯おかわり無料の店もあったりするしで、外食で「大学の食堂」と言う割にはちょっと高い気がする。さらに、悪い意味で「ズル」ができない。個人的に悲しかったのは、店員さんがライスを盛ったらなんと重量を測り、その後ライスをちょっと戻してしまったときである。良いじゃん、いっぱい盛ってくださいよ,,,,。また、ライスロボという、お椀を乗っければ自動でご飯が降ってくる機械があるが、重量が厳しく決められている。自分で好きなだけ盛り、山を作ると言ったズルは不可能である。

 

で、ミールは必要?? 

 結論を言えば、「よほど食費の管理が心配でない限り必要ないし、さらに食費管理が心配な人は早期に帰省をした方がよく、結果的に損をする可能性が高い」。否定的な答えであるため、まず、ミールプランそのものの問題点を言おう。

 上記は毎日食堂を利用する上で気になったことであり、ミールプランそのものについてはまた問題点が存在する。特筆すべきは、「長期休暇」である。ミールプランは、600円プランは50日*600円分、普通に600円を食堂が空いてる日に毎日使うよりも得するらしいが、この50日には「長期休暇」も含まれているのである!夏休みと冬休みで計4ヶ月はあり、少なく見積もっても80日は平日がある。このうち、30日は(一ヶ月以上は!!)いかないと損をするのだ!よって、長期休暇で大学行く必要がない時も悲しいことに起きて大学に行き、食堂だけ行って帰るという「ミール奴隷」が完成される*4。そこに、さっきの「飽き」が加わる。もう厳しい。

 ,,,では、食堂ではない他の方法でミールプラン分の金を使えば良いのでは??と思うだろう。確かに、ミールプランの600円は食堂以外に購買でも使うことができる。しかし、購買のものは「特定の品」のみであり、しっかり消費期限は当日中なことが多い。備蓄すりゃ良いじゃん!なんて逃げ道は許されない(そもそも理念「まいにち健康的な食生活をする」に反しているためあったとしても理由つけて消される*5だろう)。

 「毎日健康的な食生活」は、自炊で容易に解決すると私は思う。野菜ジュースを飲めばある程度野菜量は保証されるし、そんなことをせずとも食堂にはない「野菜サラダ」や「野菜スープ」のレシピはそこらじゅうに転がっている。洗い物は面倒だが、いずれやるので今のうちに慣れれば良い話である。ミールプランをしないと毎日牛丼やハンバーガー生活になるよ、的なのをどっかで見たが、そんなことはないだろう。金がある中でそんなメニューを選ぶ人は、食堂でも油物ばっかり選んで野菜を選ばず、同じ道を辿るだろう。金がなく、安いファストフードを選ばざるを得ない方は、そもそも最初にミールプランの加入料金も払えないだろうし、それが払えるならその分は食費分の貯金として持っておけば食堂より安く済むので良い話だ。金銭管理を誤って失敗するのが怖いのだとしたら加入しても良いかもしれないが、そういう人はほとんど長期休暇の早くに帰省するだろう(というか、実家に帰らないとまともに三食とれないはず。よくない事情をお持ちの方は,,,そもそもミールプランに加入させられないかもしれない。)そうなると、前述の通り、損をする。そもそも前払いで多額の金額を払わずとも、食堂を使うことはできるのである。大学の授業期間で移動に時間がかけない場合は食堂で食うとかコンビニで済ます*6とか多数選択肢がある方がきっと楽しいだろうし、長期休暇では自分でなんとかするのが良いだろう。自炊は怖いものではない。いずれ生きる力になるはずだ。(私としては、ただただ美味しいものを食べたいため料理をしている)

 もちろん、ミールプランの使った感じの長所はある。一番は、「安心感」だ。毎日必ず一食分は保証される。これはかなり嬉しいことである。どうしても金がなくとも、生協マネーさえ払えるならば一食(頑張れば300円*2も可能)は食えるのである。いつかこのことについて感謝をする日がくるかもしれない。まだ私はその日に出会ってないが、保険と同じであり、安心感もミールプランの料金には内包されているのだろう。ただ、、、問題点と釣り合いがとれているとは言い難い。ミールプランの加入の動機は大半がこれだろうが、使ってみたら、問題点に気づいた人を割と見る。もちろんミールプランに感謝し肯定的に使う人も居た。さまざまな事情があるため一概に絶対に不要とは言えない。ただ、多くの人間はわざわざ前払いで学食にベットする必要はないだろう。

 よって、よほど心配性でなければミールプランを使うのはおすすめしない。必要でもないし、ハマったら最後、損をしたくなければ長期休みで大学行く羽目になる。私は図書館に通い詰めがちなためそこまで痛手ではないが、そんなの少数だろう。

おわりに

 ミールプランの注意点、実は隠れているのがもうひとつ。私の記憶にミスがなければ、生協のプラン一括購入画面(保険とかミールプランとか色々良いとこ取りして購入する場合の画面。なんと最初からその画面だった)では、デフォルトはミール「1200円」プランである!!是非、要注意を。1200円プランを選んでしまったら最後、2食とも生協食堂に支配される覚悟をしなければならない。というか、自炊力はいずれ大事になると思うため、食堂に甘んじつづけるのは私はおすすめしない。

 ここまで読んでくださり誠にありがとうございました。不備やあまりにひどい誤字、誤情報があればお声をかけていただければ幸いです。

*1:ソースはこちらhttps://www.hokkaido-univcoop.jp/hokudai/news/news-16450/

*2:

note.com

*3:前期のとある先生が、「国公立大学で一番広い食堂」であることを頻りにアピールしていた

*4:なお、この現象、すなわち授業もないのにミールプランに入ったせいで学食に行かなければならず、結果として学食がそれなりに混んでいることについて、私は長期休暇の学食のことを「ミール奴隷展覧会」と勝手に呼んでいる。なお私も「展示物」である。

*5:ここでひとつ。むかし、「ミールドリンク」なる、ペットボトル飲料でミール対象のものがあったらしいが、24年度に消された。理由は「ミールプランは健康的な食事のためのものだから」。煽りである。なお、実態はやはり備蓄勢がいたからだそう。

*6:なお、これはあまりに本題とはそれつつ大事な話題だが、北大の周りには松屋吉野家すき家といった安くすむ外食チェーン店が「ない」。北部食堂から徒歩15分の距離にやっと松屋や、逆方向だが同じくらいの距離にマクドナルドがある。「まちの定食屋」も、いまや全メニュー600円は超える。北大生にとって安く外食をできる場が食堂に独占されているのはかなりの問題だと私は考える

英語に触れたい

赤ちゃんとかいう最強

 

おもいおこし

 本日も解析力学の勉強をした。といってもまだ準備段階を詰めているところだが(そろそろ本題にはいらないと...)。剛体に対する仮想仕事の原理の適用、またその可否など。剛体になると、なぜか難易度が高く感じる。要は質点のあつまりなのだろうけれど。仕事の表記で少々違和感。自分で解決できるかは不明。

 今日はあまり勉強する時間がとれなかった,,,というか、勉強に集中できなかった気がする。高校生からずっとある悩みなのだが、どうしても髪を触る癖がある。ぼーっとしている→髪を触る、という帰結なら、集中力がないという問題に過ぎないのだろうけど(それはそれでよくない)。髪に触る理由もなんだかよくわからない。気持ちが良いからかもしれない。枝毛を分けるのが楽しいからかもしれない(←これのせいで勉強から逃げることがいくたびもある。ストレスがたまる一方であるよ)。なんでこんなに集中できないのだろう,,,いつから、集中して自習する能力が下がったのだろうか。たぶんゲームスマホをやりすぎたせいな気はしているのだが。

 

えいごにつよくなりたい

英語のアウトプットを鍛えたいなと最近思い始めた。英語の和訳問題はそこまで嫌いではなかったし、英作文を書いて自分で採点などして新たな語彙を得るのも楽しかった。その割には入試では大してスコアをあげることはできなかったのだが。せっかくなら英語でちょっとした日記を書いてみるか(Chat GPT修正なし、文章翻訳なし、辞書参照あり)。下手でも書いてみなければ始まらないスタンスで。

My part-time job is teaching in cram school. Today, I intended to teach math for an elementary school student. She is in fifth grade. I told her to solve math problem but she didn't. She said that she had a headache.  She didn't have a fever, but she looked tired. So I talked with her about her school. She walks around her school in a rest time. Today, she entered a science lab and her teacher was angry with her. She may be attracted to a place which she can hardly visit. I recalled my chiledhood. I cannot teach enough for her, but I callled back an excite for unknown place.

 

てきとうに書いてみたが、辞書を参照しないと書けないものだった。そしてこれをChat GPTに読ませ、どんなもんが返ってくるか。,,,まあまあ赤ペンで三角を喰らいそうなレベルだったかもしれない。forとtoのつかいわけだとか冠詞いるのかいらないのか問題など。これからちょくちょく英語のアウトプットを鍛えるべくEnglishなお時間がくるかもしれません。

 

今日はここまで

 私は塾バイトでは小中学生、稀に高校生で、上位層というよりは公立高校受験の中でも中間層の生徒さんを教える機会が多い。どうしてもガチガチな大学受験生を教えたい人の方が多いのだろうけど、私としては、彼らのような学校の授業についていけるかも心配だったり、ところどころ数学的以前に国語的な能力でまだ未熟な点が見られる生徒さんを教えて、良い感じの将来を導く仕事の方がより価値があるのではと最近自己肯定感と共に感じつつある。頭良さそうな私立高へ助成金を手渡すよりはさっさと公立の特に初等教育について金をかけるべきなのではないかと、塾講師をして密かに思う。ただ、その金が本当に生きるのかと言われても素直に頷けない。結局は家庭でどこまで勉強に意識を持たせられるか、保護者がどこまでモチベあげや将来の話を考えてられるかに帰結するのだろうから。そうなると、各個人に金が渡った方がより効果的なのか、、、いや、貯蓄して済むこともありそれもどうなんだ。....経済に関してはまだまだ未熟ゆえ、そういうことで。