僕の備忘録とか

記録とか適当に思想ばらまいたり

読書への思い

えっと、、、最も拙い文章が今までで一番良いね貰ったんだけど、どゆこと笑

 

読書と僕

 僕は非・名誉理系である。(不名誉...は言い過ぎ)全国模試の構内順位が数学より国英の方がずっと高いこともあったし、入試では物理化学と数学がネックであった。どうして理系を選んだのかよく分ってない。文理の進路希望調査では、最初に文系を選んで訂正し、理系を選び、なんと進路希望調査の選択欄に全て〇がついた跡があるという、話のタネもできるほど。(しかし、文系の血が流れていると言っても差し支えない、と言ったところ、文系の友人に強烈に否定された。)もちろん後悔はしていない。

 読書というとどうしても”文”系のイメージがつきまとう。しかし、娯楽としての読書は僕は大好き。よく教養人(笑)が、「最近のわかもんは本を読まない!」と言うが、そいつらの言う「本」は、たいていお古な文学作品や、岩波新書のイメージがある。実際、割と年取った人で、ライトなノベルや中高生向け現代的青春小説を勧める人をあまり見ない。正直そういう奴らのせいで読書離れが進んでるのではと思うほど。かたい本はつまんない。

 だけど、娯楽としての読書は全く無縁である。人生の役に立つとか、頭がよくなるとかそんなつもりは一切ない。読む本は、もちろん小説。新書を読んで楽しいと思える段階にはまだ至ってない。ただ、小説を読んでるときに登場人物を頭で想像し、彼らの世界を思い浮かべ、新しい物語を見るだけ。それだけで楽しいのである。そして読み終わった後、読み返して思い出(?)にふけったり、考察したり。それで第一フェーズは終わり。第二フェーズは多分未来の出来事で、将来いい年とったときに、中高生の時代を懐かしむという感じ。

 意味ないじゃんっていう人がいると思うが、意味は十二分にあるだろう。読書をするその瞬間と直後の楽しみを享受するために他ならない。この点で、読書はゲームに似ている。ゲームだって、将来何の役に立つか分からない。けれども、その時が楽しいからやるのだし、それで良いのである。ただ、しいて言えば、競技ゲームは物語という点が全くないため、小説による楽しみとはかなり違う。ここでのゲームは、RPGやADV系が近い。(ぶっちゃけ戦闘系ゲームやソシャゲに関しては時間の浪費だと思う)

 そんなことで、楽しいから本を読むという考えが僕にある。というか実際そんなもんだろう。本というのは元をたどれば記録媒体であり、一応伝えた方が良いかなと思って記録することもあれば、作者が物語を考えて、それを読んでほしいために本という手段で伝えるまで。読書の意味における、教養を深めるなんてのはあくまで枝葉にすぎないのではないか。

 

他の世界の想像

 基本的に興味あることやものに関しては一途な僕としては、興味ある人の人生を知るのが好き。あの人がどーいう人生をたどってきたのか、心の移り変わりはどんなのか、知って、勝手に思い浮かべるのは楽しい。。

小説を読むのも似た感覚になる。昨日読んだ本でいえば、主人公のココロの移り変わりという、大筋からは全くそれるが、主人公とその姉のかけあいを個人的に思い浮かべるのは楽しいし、主人公の人生、姉の人生や性格を知って面白くなる。そして、その後の彼はどう生きていくのか、多分家に戻ってもあまり変わらないだろうが、姉という人に出会って何かが良い方向に変われば、と思う。(バッドエンドは着地点を見失った感じがしてあまり好きでない。)異なる世界をケータイがつないでいるのも何かのカギかな、、と思ったり。主人公の居る世界に実体としての姉がいないのは寂しい....。

 上では楽しい、面白いと書いたが、これは同年代補正がかかっていると思う。近しい人だからこそ、共感できるところもあるし、身近に同じ年代の人がいるからこそ想像しやすい。若いコドモの僕にとってはディープな大人のkissはまだわからない、、、ただ、今、大人のことはわからないことがあっても、将来、子供の気持ちが全く分からないということは起こらないはずだ。少なくとも、本という記憶媒体に触れれば。これは救いと言えるかもしれない(?)。昨日抱いた不思議な感情を二度と取り戻せないのは嫌である。それこそ、想像せよということか。こんな懐古的なこと言うと、すぐ大人になれよ馬鹿という人が出てきそうだが笑

 ところで、ボカロ話のときでも書いたかもだが、懐古感というのは不思議なもんである。楽しいとも面白いとも言えない、不思議な感情。もう戻れないことによる寂しさと、成長したことによる優越感と、昔の僕の黒歴史⇒思い出の楽しさと。混ざり合う。ただ、もう戻れないというのは酷な話だ。あたりまえだけどね。前進あるのみ。ただ、古い日々は前進の機動力にはなりえる。

 

今日はここまで

なにかとなにかの間のような、薄いのか濃いのかわからない文章だなとおもいつつ。

青春小説をよんで不思議な感情に浸れる時代はいつまで続くのか、、、できれば、ずっと続いてほしい。けれども老いは(少なくとも現代科学では)避けられない。そう、老いと死は避けられないのである。この当たり前の事実を知ると悲しくなる。明るかったあの子も可愛いあいつも老けるのである、、、。

ここまで読んでくださりありがとうございました。